削る量を抑える虫歯治療・神経を残す治療 よくあるご質問

こんにちは。香川県高松市で咬み合わせを専門とする「吉本歯科医院」院長の吉本彰夫です。

当院で行っている「削る量を抑え、薬で細菌を減らして神経を残す虫歯治療」について、患者さんからよくいただくご質問をまとめました。それぞれの答えから、詳しく解説した記事にも進めます。

これまで歯を削ったり、神経を取ったりしてきた方も、それは、あなたのせいではありません。ほかの選択肢を知る機会がなかっただけです。気になるところから読んでみてください。

治療の考え方について

Q. 虫歯は、削らないと治らないのではないですか?

虫歯の原因は、歯そのものではなく細菌です。当院では、歯を大きく削り取るのではなく、ごく微量の抗菌薬で細菌を減らし、すき間なく封鎖することで、削る量を抑えて治療します。まったく削らないわけではなく、封鎖に必要な分だけ、ほんのわずかに削ります。

→ なぜ、歯の神経を残すことにこだわるのか:https://www.kagawacsw.jp/2022/05/13/歯の神経を抜かない治療にこだわるのは?/

Q. なぜ、神経を残すことが大切なのですか?

神経を取った歯は、栄養や水分が届かなくなり、もろく割れやすくなります。痛みという警報もなくなるため、異常に気づくのが遅れやすくなります。一度取った神経は元に戻りません。

→ 歯の神経を取ると、歯に何が起こるのか:https://www.kagawacsw.jp/2020/07/28/歯の神経を取るとどんなことが起こるのか?/

Q. 黒い部分を残しても、大丈夫なのですか?

黒く変色している部分が、すべて細菌に侵されているわけではありません。薬で細菌を減らし、すき間なく封鎖して細菌が入り込めないようにしたうえで、神経に近いところは残します。封鎖の確かさが、この治療の要です。

→ 治療の流れと封鎖の大切さ:https://www.kagawacsw.jp/2020/11/30/何度も同じところが虫歯になっていませんか?/

痛み・治療の流れについて

Q. 治療のあと、痛みはどのくらいで治まりますか?

多くの方は、数日から1週間ほどで痛みが軽くなっていきます。痛みが引かない場合は、封鎖が十分でない、歯にひびがある、細菌の量が多い、神経の一部がすでに弱っている、といった可能性を考えて確かめます。

Q. 治療には、どのくらい時間がかかりますか?

歯の表面の処理や乾燥など、一つひとつの手順を確実に行うため、一般的な治療に比べて、1回の診療の時間は長くかかります。回数や期間は歯の状態によって異なるため、検査の結果をもとにご説明します。

向き・不向きについて

Q. どんな歯でも、神経を残せますか?

すべての歯で残せるわけではありません。細菌が神経の奥深くまで広がっている場合、何もしなくても強い痛みが続いている場合、歯にひびが入っている場合、すき間なく封鎖できない場合などは、神経を取る治療が必要になることがあります。

Q. すでに削って、仮の詰め物をしています。間に合いますか?

削った量や神経の状態によっては、神経を残す治療を検討できる場合があります。治療のどの段階でも、確かめられることがあります。

→ 治療のどの段階でも確かめられること:https://www.kagawacsw.jp/2020/01/22/歯を削るのは待ってください。削ってからでは手/

Q. しみるけれど、虫歯ではないと言われました。

噛む力によるひびやすり減り、歯の根元のえぐれなどでしみることがあります。原因が力の場合は、削って詰めるだけではくり返しやすいため、原因を確かめることが大切です。

→ 歯に穴があいた、欠けた。それは本当に「虫歯」?:https://www.kagawacsw.jp/2020/09/05/虫が喰ったように穴があいた状態を「虫歯」と言/

費用・相談について

Q. 保険で受けることはできますか?

神経を残すための特殊接着封鎖技術を使った治療は、すべて自由診療で行っています。現在の保険診療で認められている材料や接着の方法では、同じ処理を行うことが難しいためです。費用は、検査の結果をお見せしたうえでご説明します。

Q. 他の歯科医院で治療中ですが、相談してもよいですか?

はい。ご自身で判断していただくための相談として受けていただけます。検査の結果をお見せしてご説明しますので、いきなり治療を始めることはありません。

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この記事のまとめ

✅ 虫歯の原因は細菌。薬で細菌を減らし、すき間なく封鎖して、削る量を抑える

✅ 神経は一度取ると戻らず、取った歯はもろく割れやすくなる

✅ 多くの方は数日から1週間ほどで痛みが軽くなるが、残せない場合もある

✅ 治療のどの段階でも、確かめられることがある

✅ 特殊接着封鎖技術を使った治療は、すべて自由診療

治療のご相談は

「削る前に相談したい」「神経を取ると言われたけれど、残せるなら残したい」──そう感じておられる方は、一度今の状態を確かめてみませんか。

当院では、パノラマレントゲンと咬み合わせの検査で今の状態をお見せしたうえで、選べる方法をご説明します。必要に応じてCT撮影(自費・22,000円税込、ご説明と同意のうえで撮影)も行います。

→ 神経を残す虫歯治療(入口ページ):https://www.doctornet.jp/

ネット予約(24時間受付):https://www.cieasyapo2.ci-medical.com/1967/step1

お電話:087-818-1118(受付 9:15〜17:00、水・日・祝日を除く)

執筆者

吉本歯科医院 院長 吉本彰夫

(一社)日本歯科専門医機構認定 補綴歯科専門医

(公社)日本補綴歯科学会認定 補綴歯科指導医

咬み合わせと補綴(入れ歯・被せ物など)を専門分野として、日々の診療にあたっております。

医療法人社団吉翔会 吉本歯科医院 香川県高松市屋島西町1968-9 TEL 087-818-1118

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